佐賀弁よかばい
[その1]ぬっかー
武高を卒業してはや40年のホームページ担当A子が、不定期に更新いたしますブログ「佐賀弁よかばい」をスタートいたします(勝手に ^^;)。タイトルがそのものズバリでありますように、私、佐賀弁が大好きなのです。東京で40年暮らしていても、家庭や在京の同級生や地元の友達、実家の親などなどとは佐賀弁で話します。佐賀出身でない人にもたまには佐賀弁を教えています(ちなみに夫は東京出身。鍛えられて、エセ佐賀弁を話します)。
前振りが長いのですが、もう少し。佐賀弁を愛する私は、佐賀弁を忘れてしまった! という先輩後輩のみなさまと、佐賀弁で話をしたり、佐賀弁について話をしたり、挙げ句の果てには一緒に「佐賀にわか」を観たり演じたり!? してみたいのです。
よろしければ、どうぞお付き合いくださいませ。。。とここで気づいた、佐賀弁じゃなかばい! 私のディープな佐賀弁オンリーの文章では、読めない方続出となりそうなので、このブログでは入り混じりで書きたいと思います。
さて、第1回はシンプルに
ぬっかー
今年の夏はぬっかったですねー。ざっとなかったばい。
ごっとい汗のプルンプルンしたねー。ほんなごてじゅっくいなっごと。
ついてきてますか(笑)一応訳文掲載
今年の夏は暑かったですねー。大変でしたよ。
常に汗がだらだら出たねー。ほんとにびっしょりになるほど。
どうも「暑いね」では暑さが80%な感じ。「ぬっかねー」が100%です。これは「温い(ぬくい)」から来ている言葉なのでしょう。でも、「温い(ぬくい)」というと「暖かい」くらいにしか思えないのに、「ぬっかー」だと本当に暑い感じがするのは何故でしょうね。…と、ここでまた気づきました。佐賀弁の成り立ちなどをちゃんと調べなくてはです。申し訳ありません。追々やっていきますので。
とにもかくにも、今年の夏はいつも以上にぬっかったです。その上マスクもあり、大変。みなさまお疲れ様です。とはいえ、まだまだ暑いし、コロナも台風も心配だし、大変。
夏の疲れが出ます頃、どうぞご自愛くださいませ。
そしてよろしければ、またどうぞ「佐賀弁よかばい」にお付き合いください。2021年には総会でみなさまと直にお会いできますことを、佐賀弁炸裂トークができますことを、願っています。それまでにさらなる佐賀弁マイスターになりましょう!
そいぎー!
佐賀弁、面白いですね。
子供のころ、大阪の叔母が”佐賀はヌクイ”と言ってました。暑いのをヌクイというのは佐賀も大阪も同じ方言なんだ、と関西の言葉に親しみを覚えたものです。
広辞苑で当たってみると、”ぬくい(温い)文語形ぬくし:あたたかい ぬるい”とあります。標準語、それも古語にさかのぼるのですね。ただし、この説明では”暑い”という意味ではないように思います。
堀様のコメントにもありますが、佐賀弁の”ヌッカー”は本当に暑いと感じます。では、”ぬくし”と同程度の温かさは佐賀弁では何というんでしょうか。思い出せませんが、早春のひだまりの温かさも”今日はぬっかねー”と言ってたように思います。つまり、ヌッカーは温かいから暑いまで、適用範囲が広がって九州、関西で使われているようですね。
コメントありがとうございます!
なるほど「ぬくし」と同程度の温かさも「ぬっか」でしょうか。
そう言われてみれば、他に思いつきません。
佐賀弁のことを考えていくと(研究すると?)本当にどこまででも進めそうですね。
こりゃ〜やおなかです(笑)ばってん面白かです。