佐賀弁よかばい
[その2]やーらしか
佐賀弁よかばい「その1」から4か月も経っての「その2」となってしまいました。
「ぬっかー」が「ひやかー」になるまでいっちょかれた(置いておかれた)ブログ。いかんいかん!新しい年に再スタートです。
で、その2は
やーらしか
あらー、やーらしかねー! だいに にて こがん やーらしか とやろかー?
「やーらしか ってどんな意味と思う?」と聞くと「いやらしい?」と言われますが、
違う、違う。「可愛い」ということですよね。
あらー、可愛いねー。誰に似てこんなに可愛いんでしょう?
コロナ禍で帰省自粛。どんどん成長するお孫さんに会えないでいる方や、子供さんをおじいちゃん、おばあちゃんに見せたいけど、リモートでしか会わせてないー! なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。早くコロナウイルスが収束し、「やーらしか」子供さんやお孫さんと会えますように。
「やーらしか」から想いを馳せていたら、今は亡き祖母や曽祖母のことを思い出しました。
よく、赤ちゃんをあやすのに手遊びをしてくれてて、その歌がこれ。
ちゅーしー ちゅーしー ちゅーしーよ
いんぼろじょー いんぼろじょー
たんぐい たんぐい ばあー
みなさんご存知でしょうか?
ちゅーしーのところは手を叩き、いんぼろじょーのところは右手の人差し指を左手の平でぐりぐり、たんぐいは右手と左手を胸の前でぐるぐる、ばあーはベロベロバーのバー! です。
これはうちの親戚では代々受け継がれているのですが、他のおうちはどうなんだろう?
ちなみに佐賀弁一万語(福山裕 著)では
ちゅーち、ちゅーち、いんぼいぼい、たんぐい、たんぐい、ばー
と出ていました。
はよー、いろいろ心配せんで田舎に帰りたかですねー。
そいぎー!
“ちゅーしー ちゅーしー ちゅーしーよ いんぼろじょー いんぼろじょー たんぐい たんぐい ばあー”
小生、昭和21年生。父型の祖母が高1の時、母方の祖母が大1の時に亡くなり、小生は山内町生まれ、バーチャンっ子だったのですが、こんなあやし文句は聞いたことがありません。”たんぐい”は理解できるような気がしますが、”ちゅーしー”、”いんぼろじょー”となると、現代日本語からは想像もできません。堀様はどこら辺のお生まれですか。
緒方さま
コメントありがとうございます。
そうですか、聞いたことないですか。。。
おっしゃる通り、「たんぐい 」は手繰るから来ているかな? と想像しますが、他は? ですね。
佐賀弁一万語には「ちゅーち 」「いんぼいぼい」と書かれていますので、
少しずつ変化はしているのだと思いますが、、、。
ちなみに私は嬉野生まれです。母方の祖母も嬉野生まれ、曽祖母は佐賀です(^^)
川副の祖母からの聞き覚えは
ちゅーちゅ ちゅーちゅー
いんぼいぼい
たんぐい たんぐい ばあ
ですね。
知ってる方がいらした〜!
さがんもんさん、コメントありがとうございます。
場所等によって少しずつ変化して伝わるんでしょうね。
私の母は佐賀市の馬責馬場(うませんばば)の出身です。
母は孫をあやすときに、
ちょーし ちょーし
いんぼい ぼい
たんぐい たんぐい
ばー
と歌っていました。
ちょーしの時に、手を叩いていたので、私は勝手に
「調子を合わせる」の調子のことだと思っていました。
あと、話は違いますが、
母はよく「かっくんちゃん」の話をしていました^ ^
@町田さん
コメントありがとうございます!
馬責馬場(うませんばば)という地区の名前を初めて知りました!
検索してみたら、佐賀の中心地ですね。お母さまは佐賀の都会っ子ですね。
なるほど、「ちょーしー」は「調子を合わせる」の調子だったのかも。。。
うちのばーちゃんの場合は「ちゅーしー」に変化してて 何?ってかんじでした(笑)
「かっくんちゃん」の話、佐賀の伝説ですね。
はじめまして。
私の祖母は長崎県佐世保市出身ですが、その歌を歌っていました。
少し違うのは、
「ちゅーちちゅーちちゅーちよ、たんぐりたんぐり、ぱあ!」
と若干短めだったということですが、ジェスチャーは書かれているものと同じです。
佐世保は米軍が多いので、「たんぐり」は英語のTangleから来ているのかな?と思っていました(手をぐるぐるする動きもTangleと合っているので)。
長年、数年おきに思いついてはググっていたのですが、有力な情報が載っているサイトがヒットしたのは今回が初めてです。
マキさん、コメントありがとうございます!
佐世保でも歌われていたんですね。
そして「たんぐり」は英語のTangleから来ているのかも、、、と。
情報が色々集まると面白いですね。
私も英語のような気がしてなりません
絡まった毛糸をほどく仕草の様にも見えますし
妻の母親がしていたのは
チューチューアワワで手を口に持っていきます
言い伝えの類いは地域によっても違うし
年月の経過と共に変化していくし
語源は諸説ありとなるのでしょうね。
あるこほりくたかさん、コメントありがとうございます!
英語と日本語、いろんな言葉からいろんな言い伝えや方言ができる、、、
おもしろいですね。
初めまして!昨年赤ちゃんを産んで、祖母が我が子をあやす時にこれを歌ってくれて、正式名称?を知りたくて検索してたらここにたどりつきました!!
こちらは川副です、
ちょーし ちょーし
いんぼいぼい
たんぐいたんぐい
ばあ!
です!ジェスチャーは同じです☆
ほかの方もいらっしゃって、なんかおもしろいです(*´艸`)(笑)
えりさん、コメントありがとうございます!
川副でも(^o^)
すてきなおばあさまですね。
こうやってこの歌も繋がってきて、また繋がっていくのですね。
えりさんもお子さんに、将来お孫さんに歌ってくださいね。
わー返信きてる(*´艸`)
ありがとうございます(o^^o)
祖祖母と、祖母が、私の娘に歌ってくれてたのを私が継いで、うたうようになりました★
娘がいつか子供を産む時がきたら、これを伝えたいなーと思いました(´-`).。oO
なんか、すごく素敵ですねこういうの!
わー! こちらこそありがとうございます。
故郷、方言、継がれていくもの、、、良いですよね。
幸せな気持ちにさせていただきました。
停滞しているブログ、、、また書かなくては!
はじめまして!
両親が鳥栖の生まれで私も幼い頃祖父母にこの手遊び?わらべ歌?をやってもらいました。
ちゅーちちゅーちちゅーちよ
じーもめじーもめじもめよ
わーわーわーのわーわーわー
たんぐいたんぐい
ばあ
でした。
じーもめの所が手のひらぐりぐり、
わーわーわーの所では手で口をあわわとします。
ずっと何だろうこれ、と思って調べていたので初めてヒットして嬉しいです(^^)
ゆりゆらさん、コメントありがとうございます。
いろんなパターンがあって面白いですねー。
「じーもめじーもめじもめよ
わーわーわーのわーわーわー」
新たなパターン(^ ^)
私もネットや方言の本など見てみましたが、情報はそんなに多くなくて、
ここがヒットしたこと、嬉しいです(^^)