武高の思い出 vol.3 藤森妙子さん

Vol.3

武高出身の誇り 藤森妙子[高校8回卒]

※2023年度総会で乾杯のご発声をいただいた藤森妙子様(旧姓・加藤 高8回)にお願いし、ご挨拶の内容を[武高の思い出]コーナーに寄稿していただきました。(文責:高17回 緒方浩二郎)

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 皆さん今日は。今日は54回目の東京支部総会、おめでとうございます。挨拶をする予定だったお世話役の方が帯状疱疹になり入院されましたので、私にお鉢が回ってきました。

 私が武雄高校に入学したのは昭和28年でした。大町出身なので当時普通高校は武雄高校しかありませんでした。だから不合格の場合、佐賀市に2校あった私立の女子高に行くことになります。

 父は厳命しました。「武雄を落ちたら私立高校にはやらない」
県立が第一番ですし、武雄高校は評判の良い高校でした。それで一生懸命勉強して合格しました。

 だから武雄高校を出たという事は私の誇りでした。武雄高女、武高出身者はどこにでも嫁に行けました。
大学は出ていないけれど、当時としては大した学歴でした。それを誇りに人生を歩いてまいりました。

 今年二月、東京の親しい男性が、昭和24年の天皇の佐賀行幸を辿る旅を企画しました。「藤森さんの母校、名門武雄高校にも行きます」という触れ込みでしたので、私は慌てました。総勢二十数名、大型バスを貸し切りで、私がガイド役でした。武雄ではセンチュリーホテルに泊まって温泉に入り、そして本当にバスは武雄高校まで行ったのです。とてもうれしかったですね。

 ところで、現在の武雄高校の立ち位置はどんなものでしょうか。果たして現在も名門なのでしょうか。ネットで検索すればすぐ判ることでしょうが、後輩方にお聞きしたいです。

 長くなりました。皆様、母校の発展と、皆様のますますのご健勝を祈念して乾杯いたしましょう。ご準備よろしいでしょうか。

 かんぱ~い!